sludgeブログ、はじまりはじまり~!
今回は、山口洋の名言集です。
勇気づけられる言葉がたくさんあります。
僕はあるスタッフの動きをずっと注視していました。
溢れてあまりある情熱と愛で、身を粉にして働いている人を久しぶりに観た気がするのです。
終演後、旧知のプロデューサー氏にこう云われました。
「君が演奏しているのを久しぶりに観たけれど、頑固すぎるほどまっすぐに自分の道を歩んできたのが分かる。それは素晴らしいことだ。でもね、今日のコンサートを観て、分かってくれたと思うけど、同じくらい大切なのは仲間なんだ。夢を大きなレベルで共有でき、共に冒険の海への漕ぎ出していける仲間。そのことを諦めないで欲しい。君にはそれができるはずだ」、と。
大きなギフトでした。そして、それはこの世を生き抜くヒントでもあります。
圧倒的な自然の力の前では、人間はあまりに無力です。
映像を観る度に胸が張り裂けそうになります。
でも僕らは生きていかねばなりません。
人間の特技は何度でも「やり直す」ことだと思います。
実際、僕らは何度も何度も「やり直して」きたはずです。
何の罪もないのに極限の恐怖を味わってしまった人たちに、思いやりを忘れることなく、ホリスティック・ビュー(全体的な視野)を持って、目の前にある、自分にできることをやりましょう。
どんなに小さなことでもいいと思うのです。
ポジティヴな「再生の渦」を創りだすために。
どんなにヒドい状況でも、人は信じるに足りる生き物で、この世は生きるに値する場所だと、僕は思っています。
今現在も、多くの友人たちが苦境にあえいでいる。
職種が何であれ。
ツアーの途中でも、ひっきりなしにそのような連絡が入る。
報道されているより、オレが感じているこの国の状況はヒドい。
でも、思うのだ。
人は追いつめられて、本当に生き始める。
嘆いていても仕方ない。
世界で、今自分が何処に位置しているのか。
それをしっかりと見据えて、自分の胸にある火を絶やすことのないように。絶対に大丈夫だ。
根拠はないけど。逆に聞きたい?どうして、根拠や保証が必要なのか、と。
そんなものは太古の昔からないはずで、それは幻想に過ぎないことを歴史が証明してるじゃないか。
大切なのはムードではなく、本質だと思う。
今はムードやモードでは生き残れない。
その人の考えの体幹となるもの、あるいはコア(核)となるもの。
それが大事だと思う。目先のことに囚われすぎると、ブレて、まっすぐ走れなくなる。
車の運転であれ、走ることであれ、原理は同じ。
できるだけ遠くを見よう。
今がどんなに厳しくても。いや、厳しいからこそ、背筋を伸ばして、少しだけ遠くを見つめていたい。
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