誰も更新しないので、ついに僕のブログになりました。
追伸
広島と云えば。数年前に宮本佳子と云う若いフォトグラファーが被爆者60人を撮影した。
彼女は被写体に対して「遺影に使えるように笑顔でお願いします」と頼んだ。
その笑顔が本当に素晴らしい。
地獄を観た人たちの笑顔。
ここには本物の希望がある。
僕と魚はそれらの写真を床に並べ、あっと云う間に音楽を作った。
それは彼女の「継承」と云う写真展で使われた。
僕は思ったのだ。
これは伝えなければならない。
だから、彼女から写真を借りて、出版社を含め、あちこちを走り回った。
けれど、goを出す勇気のある者はひとりも、一社もなかった。
ちょっと待ってくれ、と思う。
これは貴重な財産なのだ。
売れるとか売れないとか、そんな問題じゃないのだ。
日本中の小学校に一冊づつ置けば、少なくとも2000冊にはなるだろう。
税金はこんなことに使うべきだ。
な、訳で僕はまだまったく諦めてません。
気骨のある出版関係者のみなさん、連絡をお待ちしてます。
山口洋
http://centro-hiroshima.com/life/life02/keishou-01.html
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